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2017.11.18 更新

<重賞データ分析コーナー>
*前日予想と違って、不定期だがほぼ毎週出走馬確定前に行っているMの次週重賞データ分析コーナー。
 前週のデータ分析を回顧し、当週の重賞を過去数年にわたってデータ分析しています。
出走馬確定前に分析しているので、今回の出走馬ではなく、あくまで近年の連対馬、人気で凡走した馬のステップを解析し、そのレースの質(特徴)を読み解くと同時に、Mにおけるデータ分析手法の実践を通し、その習得を目指したコーナーになります。

新たに編集S君の予想と、それに対する今井氏のワンポイントアドバイスコーナーが付いて、重賞分析がさらに使いやすく、増量パワーアップ!


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マイルCSデータ分析


編;土日とも、重賞で万馬券含めて美味しい配当をズバッと当てましたね!

今;土曜の重賞はまたしても準勝負レースの方で的中だったけど、日曜は勝負レースで万馬券だったから、良かったよ。

編;デイリー杯の本命はまた後で解説して貰うとして、やっぱり今週はエリザベス女王杯ですよ。本命のモズカッチャンが1着で、68点の3頭で2番目に人気なかったクロコスミアが2着ですから、馬単15890円の万馬券がズバリ3点目的中ということでした。

今;トーセンビクトリーも68点にしたのが余計だったかな〜。先週の2点以内万馬券的中ラッシュに続かなかったけど、67点の馬が3着だし、だいたいは読めてたということじゃないかな。

編;モズカッチャンはハービンジャーの牝馬は妙にC要素が強いのが出てきてるねなんんて話してましたし、3歳で前走負けていますし、本命はなるほどそこで来たかなという感じでしたが、クロコスミアの上位評価はビックリしましたよ。前走の人気薄で今井さんが本命にして激走して馬単当てた馬だったでしょう?しかも逃げて。今回はその通り走ったんで、いつもならストレスで切り捨てパターンと思いましたが。

今;僕も最初はそう思ったよ(笑)出馬表見た瞬間に切った1頭だね。出馬表を見た瞬間、M的には3頭がピンと来たんだ。ただどれも来そうなんで、「参ったな、これは3分の1の確率になっちゃった」と頭を抱えたんだけど。

編;その3頭は?

今;内からモズカッチャン、クイーンズリンク、ミッキークイーンだよ。最初の10分くらいまでの話だけど。

編;残りの2頭は最終的に67点になりましたが?

今;うん。モズカッチャンは鮮度あって、鮮度あるときは内枠向きで、荒れ馬場の内枠得意で、延長適性も高い。クイーンズリンクは前走凡走でストレス無くて、延長京都2200mはベスト。ミッキークイーンは休み明けで鮮度高くて条件も合う。ただ、そこで今年の荒れてざらついた馬場がどうかというのが出てきた。S質なものを要求される。そうすると、後者の2頭は若干適性が違う。特にクイーンズリンクはね。昨年はかなり速い上がりで勝ったしね。そこに少し重い馬場で、生涯鮮度というか、レース鮮度が落ちている状況だと昨年よりパフォーマンスは落ちるだろう。ミッキークイーンはこういう馬場も悪くないけど、調教も気になって。坂路のみで本当に走れる状態なのか、そもそも何かの叩き台なんじゃないか、ちょっと気になってきたんだ。その状態でこのざらついた馬場を差しきれるのか。ということで、M的に買いたい馬が1頭になってくれて、一安心のモズカッチャン本命だったんだよ。

編;ではクロコスミアはどうです?逃げて連対しましたが。

今;まっさきに切るやつだよね。ただM的に買いたい2頭に不安材料が出て、他に買いたい馬なんてほとんどいなくなちゃったんだ。人気馬はみんな同等か、いやクロコスミアは2走前が条件戦だから、クロコスミア以上のストレスがある。そう考えると、2走前が条件戦でしかも4走前は1000万というのは、M的には一際輝いていた。ただそれでも逃げて勝ったのは頂けない。しかも前走は条件が揃っていると思ったから本命にして激走したわけだし。こうなるともっととんでもない人気薄かと思ったけど、ひねり出してもトーセンビクトリーまでが限界だった。だからマキシムドパリが来たときはビビったよ。こんなとこに解ががあったのかってね〜。

編;今井さんが何度か本命にして、美味しい想いもしてきた、お気に入りの馬ですよね。

今;うん。出馬表見た瞬間は、「惜しい〜」と思った馬だったよ。6月から重賞使いすぎだ。これ1走なければなぁ〜というのと、内枠ならというのがね。馬群に入れて集中させたい馬だし、疲れの懸念が何せ大きい。もともとが反動が来やすい馬だから。ということで切り捨てたんだけど、このメンバーならこれが正解だったのかと、一瞬思ったよ。しぶといタイプが少ないメンバーで、ここは激戦でしぶとさと馬場からS質も問われるという読みもあったからね。だからクロコスミアだったのもあったし。で、クロコスミアだけど、これだけ他が怪しいメンバーで荒れた馬場なら、前が残るタイプのエリザベス女王杯になる確率が結構高いというのが、なんとなくイメージできたんだ。ざらついた荒れ馬場というのもね、そういったイメージが膨らむ。そう考えれば、穴ならクロコスミアとトーセンビクトリーしかいないだろう。トーセンビクトリーは何故か先行しなかったから、どこにもいなかったわけだけど。で、直線、ミッキークイーンが飛んできたときは、「あ、やっぱり調教なんか気にしちゃ駄目だよな。純粋にMでいかないと」って焦ったけど、なんとか馬場にも助けられてクロコスミアが粘って万馬券完成という結末だった。

編;2年前のマリアライトの単勝15倍に続いて今回ですから、やっぱ牝馬限定戦は強いですね〜。

今;あとやっぱり2,3歳戦ね。後回しにされたデイリー杯の話もちょっとしないとだよ(笑)。

編;そうでした。本命の5番人気ジャンダルムが勝って馬単当たりましたね。おんなじようなステップの馬ばかりで、この中からこの馬をピックアップするのがよく分からないのですが。先週のファンタジーSのベルーガもそうでしたが。

今;やっぱり血統と前走の内容ということになるよ。荒れてばらける馬場の内枠は向きそうだったから。他の馬が微妙なステップだったしね。8頭立てで7.3倍は美味しかったよ。デイリー杯と言い、3歳重賞が増えて頭数が減ったのは困ったもんだと思ってたけど、2歳戦だと頭数減ってても結構美味しい配当当たるね。まぁ、少頭数で切れそうにない断然人気が出てきたら、もうそれでお手上げだけど。

編;そう考えると京都は内伸びでした?

今;そうだったね。土曜はそんな感じだったけど、日曜になればガラッと変わることも多いんで、半々に近い確率と思ってた。自信に変わったのは黄菊賞だったよ。

編;勝負レースですね。あれ、人気薄の本命が大外からただ1頭もの凄い勢いでとんできましたよね。まさに踊ってましたよ(笑)

今;内枠で前に行きそうだから馬群を割れるタイプなんで狙ったのに、なにをどうしたかスローを後方一気の大外だもんね〜。あの日一番自信あったのに、がっかりだよ。普通に乗ってれば楽々勝ってるだろう、あれ。

編;接戦ですし、5番人気で配当もついてましたしもんね・・・。

今;馬単も普通に高配当が当たってるはずだし。でもあの3着を見て、あれだけM的に来る筈の馬があの手応えでも差しきれないんだから、内が残ると分かったんで、モズカッチャンから自信を持って買えて、少しは納得したけど。といっても、このレースは内回りのスローで大外だったからぎりぎりの3着だったわけで、外回りのエリザベス女王杯で少しペースアップしたら、差しも間に合うかなっていう怖さも少し残した。ただ、あのレベルで良いステップの馬がいればの話で、結果としてはさすがにそこまで抜きん出て走れる差し馬はいなかったということで、なんとかクロコスミアは助かったけど。

編;ではGT連勝を狙って今週はマイルCSです。昨年は3番人気のミッキーアイルがスプリンターズS2着からで勝ちました。スプリンターズS連対馬はどうですか?

今;スプリンターズS連対馬はサンプル数が少ないんで新潟開催時も入れると、6頭中3頭が3着以内だよ。GT連対のストレスがあるけど、距離が全く違うという鮮度面のプラスはある。来た3頭は2走前が1200m、来なかった3頭は2走前が1600m。普通、バウンド延長の後者の方が良さそうにも思えるけど、鮮度の高い方がベターということだろう。来なかった馬の3頭中2頭が6歳馬というのもそういうことじゃないかな。デュランダルも2年連続でマイルCSを勝ったけど、6歳時には1番人気で8着に敗れている。別に2走前がマイルでもよいんだけど、中長期的なストレスが無いタイプがベターというデータだね。あと来た3頭中2頭は前走追い込みで、ともにデュランダルのことだけどね、それでもう1頭が逃げていた昨年のミッキーアイルだね。データ数が少ないんでなんともだけど、GT連対後は負荷が掛かるから、極端な脚質が嵌まるのを待つ形がベターかもしれない。

編;2着のイスラボニータは富士Sを2着後の2番人気でした。

今;東京で行われたときの富士S連対馬は、23頭中4頭が3着以内。いつも言うように、マイル戦の前にマイルの前哨戦を使うとストレスが溜まるんで、3番人気以内の人気馬が8頭いての数字だから期待値は低い。同馬は2走前が6月。2走前が6月以前だった馬は9頭いるけど、3走前が2000mだった。前走が休み明けで3走前が2000m以上だったのは同馬だけ。他に前走が休み明けで4着に好走した馬もいるけど、その馬は2押す前が1800mで、3走前も1800mでしかもOP特別。つまりデータ的には、前哨戦連対のストレスを我慢するには中期鮮度が高い方が良いということだね。それでいて同馬はGTのタフな経験も結構あった。タフな経験がありつつも、中期鮮度が高い馬がベターだろう。まぁ、同馬がフジキセキのほぼ晩年の産駒でちょっと特殊だったのかもしれないけど。
 2走前が7月以降だった馬は14頭中3頭が来ている。その3頭は全て前走2番人気以内。前走が激走でなければ、ストレスもきつくないからね。ただ2番人気以内だった馬でも2頭消えていて絶対でもない。実際、来た3頭中2頭が当日1番人気で2着と3着だから、来たと言っても人気を裏切ってのものだった。唯一今回5番人気1着と人気を上回って来た馬は、3走前が昨年の天皇賞秋。つまりこの年は2戦しかしていないし、ここ1年でマイルを走ったのは前走だけだった。とにかくカテゴリーストレス、疲れの影響がない馬以外は期待値が下がる。それにこの年はやや重でイレギュラーなことが起きやすい状況だったしね。

編;3着のネオリアリズムは札幌記念勝ちからの7番人気でした。ただこのタイプの登録はないので、15年ですね。

編;15年は安田記念1着からの休み明けだったモーリスが勝ちました。

今;休み明けは23頭中5頭が3着以内。来た5頭中4頭が前走2番人気以内。ある程度実績なり力なりが認められていた方がベター。唯一の例外が昨年のネオリアリズムになるけど、これは札幌記念からでぎりぎり休み明けだったのもあるし、2000mだったからカテゴリーが違うし。ちなみに前走マイルだった馬は多いけど、2走前が国内のマイルで来たのは1頭だけ。その馬は3走前が準OPだった。このモーリスのことだけど、3走前が条件戦だった馬は23頭中同馬だけだから。ちなみに3走前がマイルだった馬は1頭もいなかった。総合すると、トップクラスのカテゴリーストレスが薄い馬の方が休み明けは走りやすいレースということになるね。何度かここで触れているけど、休み明けの方がむしりカテゴリーストレスを問うタイプのレースも結構多い。どちらかに結構分かれやすいから面白いよ。

編;2着のフィエロはスワンS2着後の2番人気でした。

今;京都で行われたときのスワンS連対馬は31頭中11頭が3着以内。この中で比較的危ないのが2走前も7月以降のマイル重賞だった馬で、6頭中1頭しか来ていない。来た馬も2番人気3着と人気を裏切っていたように、間隔を詰めてマイル前後を使われて前哨戦連対となるとストレスがきつくなる。
 あと5歳以降もやや率が落ちて、11頭中3頭が3着以内。来た3頭中2頭は前走1番人気で激走でなかったし、3走前は2番人気4着と1番人気3着で人気を裏切っていた。前者がこのフィエロだね。つまり前哨戦連対なので、好調なんだけど蓄積疲労がないタイプが有利ということだ。5歳以降で来た残りの1頭は2走前が1200mのOP特別。2走前にこれだけ弱くてカテゴリーも違う相手と走っていたのは11頭中同馬だけだから。つまりこれは年齢に関わらず、中長期ストレスが無い馬の方が前哨戦連対だから有利という、まぁM的には当たり前の話に落ち着くわけだけど。
 それと今回3角10番手以降になった馬は9頭中1頭が3着以内と率が落ちる。といっても来た1頭が15番人気だから油断は出来ないけど、3番人気以内の2頭は消えた。極端な脚質だけに流れに嵌まり切っちゃえば怖いけど、追い込み馬の距離延長になって安定感は無いということだね。穴なら流れの外からで悪くもないけど、延長である程度前に行く位置取りショックを掛けそうな馬の方が確率自体は高くなっている。

編;3着のイスラボニータは天皇賞秋3着後の1番人気でした。ただ天皇賞好走馬の登録はないので次ですね。

(続く)

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