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2018.4.14 更新

<重賞データ分析コーナー>
*前日予想と違って、不定期だがほぼ毎週出走馬確定前に行っているMの次週重賞データ分析コーナー。
 前週のデータ分析を回顧し、当週の重賞を過去数年にわたってデータ分析しています。
出走馬確定前に分析しているので、今回の出走馬ではなく、あくまで近年の連対馬、人気で凡走した馬のステップを解析し、そのレースの質(特徴)を読み解くと同時に、Mにおけるデータ分析手法の実践を通し、その習得を目指したコーナーになります。

新たに編集S君の予想と、それに対する今井氏のワンポイントアドバイスコーナーが付いて、重賞分析がさらに使いやすく、増量パワーアップ!


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皐月賞データ分析


編;先週は準勝負レースの方でしたね。中山6R、9番人気の本命が勝って、単勝25.9倍、相手の8番人気も買い目に挙がっていたので、馬単37770円の万馬券も4点目ですが的中でした。

今;あんまり日曜は特別で面白いレースがなかったから。6レースだとちょっと早いんで勝負レースにはしにくいよね。今週は午後に面白いレースを組んでくれないと。何れにしても、いつも言うように、このレースみたいに馬体重が問題なくて、馬場も想定通りのレースで勝負するに限るということだよ。桜花賞はS君が本命勝ってズバリだったね〜。お手上げだったよ。

編;上位人気3頭で決まっちゃいましたからね。例によってこういう堅いのは僕が当てちゃうということで(笑)。

今;断然人気がデータ的にも、枠的にも、タイプ的にも切れないからね。崩れるシーンはなかなか考えづらい。かといってマイル続きだから単勝1倍台で敢えて本命にするほどでもないしで、その時点で馬券的にはちょっと厳しい。2,3番人気も買い目に入れたように、他の上位人気も切れないレースだから余計にね。上位人気で危ないのは、4番人気のマウレアくらいなもんだろう。

編;チューリップ賞激走ですもんね。

今;マイル重賞年明け2戦もしているしね。単勝20倍ついてるし、前走重賞連対後のディープインパクト産駒というのも嫌だけど、中8週開けてリフレッシュしてきたから、フィニフティにしたけど、レース間隔開けて前走馬体減りの小さい馬が6キロ減ではアウトだったね。アーモンドアイ、プリモシーンが関東馬で輸送減りのリスクがあるのもあって、関西馬のフィニフティにしたんだけど、一番減ってくるとは計算外だった。前走は関東圏の輸送でも2キロ減だから、馬体重は大丈夫という読みだったんだけどね。あれで外枠の量系では、体力切れする。外々回る競馬だったしね。外枠ならアーモンドアイみたいに道中は外を回らないようにして、最後に外に出さない限り間に合わない流れだったし。

編;1,2着馬はやっぱりワンポイントアドバイスでも話に出た、新種牡馬の威力もありましたかね。

今;それだけでステージが特別なものにはなるからね。

編;安定感のある厄介な人気馬が出てきて困りますね〜。

今;ただ、アーモンドアイも使っていけば硬くなる可能性もあるし、ラッキーライラックも精神コントロールが難しくはなってくるだろうから、春はどうかだけど、秋には穴馬券が牝馬戦線も楽しめると期待はしているよ。

編;先週話していた血統解説編はどうですか?

今;ちょっとやることがあって間に合わなかったよ。せっかくだから、万馬券当てたレースで少しゲノム的な見方を復習しておこうか。中山6Rだけど、特に2着馬の血統はあんまりこれまで解説してないから、面白いんじゃないかな。このレースは先行馬が多いから、タフな展開は間違いないよね。で、ネオユニヴァース産駒を見ると「長距離の消耗戦で強くて、捲る競馬が合う」と解説がある。ということは、1800mのハイペースはピッタリだ。前走苦手な緩い流れの外枠で精神コントロールを失った直後だから、今回ペースアップしたら、余計に集中しやすい。捲るにも小回り中山のハイペース外枠はピッタリだし、「1800m以上でスムーズに上がっていける」という解説にも上手くマッチする。思ったよりペースが落ち着いてやばかったけど、そのぶん強気に捲って自らが消耗戦に持ち込んだから勝ってくれた。強気に乗る松岡だから、それを期待したのもあったわけだけど、ちゃんと予定通りに乗ってくれたから、早仕掛けに見えてもきっちり勝った。
 ちょうど先週の大阪杯みたいにだよね。精神コントロールが難しくて、S質があって、体力があるタイプの外枠で緩い流れなら、やっぱりこの騎乗がベストだ。2着のアイルハヴィアナザーはこれまで解説をあまりしてこなかった種牡馬だよね。ダート系にしてはまとまっているけど、基本はパワーよりで体力も豊富というのが特徴になる。解説読むと、ダート1800mの回収率が高く、ハイラップ指数も高いとあるから、今回はピッタリだ。1800mなら良馬場も悪くないタイプになる。また疲労耐久指数が高いのもポイントの種牡馬だよ。中2週続きで、そろそろ温まってくるころだ。というように辞典を眺めていると、4点目でなく1,2点目で当てないといけない万馬券だったかな〜(笑)。臨戦過程的にはそれほど他の人気馬が切れなかったのもあるけど、当日は2番人気と3番人気がさらなる馬体減りで体力勝負になったら体力切れでかなり怪しい馬体重で出てきて、逆に1番人気は叩き2戦目で増えてきたからやっぱり少し怪しくなったわけで、こういう人気馬が怪しい馬体重で出てきたときには、厚めに勝負すると良いよ。

編;昨年は毎日杯からのアルアインが勝ちましたが、このステップからの出走はありませんね。2着のペルシアンナイトも登録のないアーリントンCからなので、3着を見てみましょう。3着は弥生賞3着後の12番人気ダンビュライトが来ました。

今;弥生賞3〜5着馬は、35頭中9頭が3着以内だよ。比較的有利なのは前走3角5番手以内の馬で、15頭中7頭と率が上がる。つまり強気に勝ちに動いて力尽きたという、活性化されているタイプだね。弥生賞自体が少頭数でスローになりやすいんで、巻き返すには活性化はあった方が良い。このタイプで2走前が3着以内だと12頭中7頭と率が上がる。2走前好走のストレスが出たというMの基本タイプだね。このタイプは二桁人気の人気薄も2頭来ているよ。ただ4番人気以内で消えた馬も2頭いる。その2頭は2走前がGTで連対していた。このステップ最大の弊害であるトップクラスストレスがきつかったというタイプだね。これに該当して来た馬も1頭いるから、絶対的な話でもないけど、確率は落ちるということだよ。
 前走3角6番手以降だと16頭中2頭が3着以内と率が落ちて、4番人気以内の4頭中3頭が消えている。それでも7番人気で勝った馬もいるから、注意は一応払った方が良いけど。来た2頭は2走前に朝日杯FSとラジオたんぱを走っていた馬。ラジオたんぱは当時裏GTとも言われていたレベルの高いレースだね。そのレースで2頭とも3角4番手以内で競馬をしていた。つまり、前走の活性化の弱さを、近走レベルの高いレースである程度勝ちに行くという形で、補っていたタイプだね。前走は勝ちに動いたわけでもなくちょろちょろっと競馬をしただけなので、先程見た前に行った馬より疲労は少ないからね。そのぶん、2走前はタフなレースでも致命傷にはならない。それに今回は前に行く位置取りショックをしていた。前走が敢えて控えて連対出来なかったという、実際のところは機動力があるタイプということになる。総合するとある程度それまでに活性化されて、行こうと思えば好位に行ける機動力のあるタイプが面白いということだね。

編;16年は共同通信杯1着後の8番人気ディーマジェスティが勝ちました。

今;共同通信杯連対馬は13頭中6頭が3着以内。距離も競馬場も違ってレース間隔も開くから、連対してもストレスが薄いぶん期待値はまずまず高い。来た6頭は全て前走3角3番手以降。このタイプだと9頭中6頭が来ている。明け3歳の東京1800mなんて、かなり流れが単調になりやすいからね。そこを先行して好走しているようだと、中山替わりで前半の負荷が辛く感じるリスクが高い。まぁ、いつものように位置取り系のデータだから、強制バイアスが発生したり、2レースのペースの関係性が例年のものでなかったりしたら、その限りでもないけどね。ただ前走差していても2番人気で凡走した馬もいる。その馬は2走前も3角9番手。しかもそのレースは10頭立ての東京1800mなんていう単調の極みみたいなレースだった。昨年のスワーヴリチャードのことだけどね。つまりその後の成績からも力の有無とは関係ない話になる。これもいつも解説しているように、いくら差している馬が有利なステップでも、単調なレースをいつも後ろからばかりの活性化の弱い臨戦過程だと、S質のレースに向かう形としてはよくないというデータだ。このステップで消えた3頭はみんな前2走とも6番手以降だったから。そういう馬でも来たのもいるけど、その場合はそれまでのレースでS質の活性化が成されているかどうかが重要になってくる。

編;2着のマカヒキは弥生賞連対の3番人気でした。

今;弥生賞連対馬は43頭中15頭が3着以内。もう20以上前から解説しているから今更の話だけど、先週のチューリップ賞同様に、同条件のトライアル連対馬だけにストレスがきついから、期待値は当然低くなる。2番人気以内が22頭も含まれていて、勝ったのは43頭中6頭だけだからね。ただ、これもいつも解説しているように、同条件のトライアルを連対しているわけだから、適性、状態、能力ともに抜群に高いわけだから、敵はストレスだけで、そこを上手くクリアさえしていれば崩れる可能性は低い。
 前走が2番人気以内の馬だと25頭中11頭が3着以内と激走でなかったぶん、若干率は上がる。それで前走2角8番手以内なら18頭中9頭と半分来ている。追い込み連対だとやはりストレスはきついね。9番手以降で来た馬は、前走1600mだった馬と、内回り2000mで2走前が1800mを好位だった馬。活性化されていれば、別に前走後方からでも構わない。あと3,4走前がオープンだった馬も3頭とも来ていない。このステップ最大の問題が蓄積ストレスだからね。以上を満たしていても、来なかった馬も多いけどね。
 前走が3番人気以下で連対した馬だと18頭中4頭が3着以内と率が落ちる。来た4頭のうち、2頭が今回2番手以内で15番手も1頭。普通の位置取りだったのは1頭だけ。来にくいステップだけに、極端な脚質が強制バイアスに嵌まるのを待つという形になりやすいね。さすがに展開が嵌まり切っちゃえば、能力や状態、適性は最も高い馬なわけだから、ストレスを我慢する可能性はある。あと極端な脚質ということは、流れの外から競馬をするということだから、ここで一番の問題になる心身負荷が少ないんで、流れに嵌まるときは嵌まるからね。そういう馬でも消えた馬の方が多いけど。あと来た4頭は2走前が1月以前。2月以降だと5頭とも消えている。2月以降でも4着に好走した馬がいるけど、その馬の2走前は5着凡走で3走前は500万だった。蓄積ストレスが最大の問題になるステップだからね。そこを注意するのが基本になる。

編;3着のサトノダイヤモンドはきさらぎ賞1着でしたが、このステップはないので次にいきましょう。

(続く)

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